奈良公園




所在地:奈良県 奈良公園
トイレ:有り(男女別)
駐車場:有り(無数)
管理人:あり
すいがら指数:☆☆☆
 (5つ☆が一番良い)

ごみ指数:☆☆☆
 (5つ☆が一番良い)

しかの糞指数:★★★★★
 (糞だらけ)

2000/04/08

※すいがら指数とはたばこの吸い殻が落ちている頻度を表します。 あくまでも主観なんで参考程度にしてください。
※ごみ指数とはごみが散乱している頻度を表します。あくまでも主観なんで参考程度にしてください。


仕事が残っているので休日出勤しようとしていたんですが、あまりにも遅く起きたのと最近遊んでやってないので出勤はやめました。

遅い朝食を食べた後、車に乗ってうごきだしてから女房と

「何処いこうか?」

「ん〜。桜の季節やし桜見にいかへん?」

「おー!それええなぁ。こないだ伊勢のほう行ったら結構咲いとったで。」

「このへんはまだやしなぁ」

「北にいったらもっとあかんやろなあ」

「そやなあ。いっそのこと奈良公園いこか。」

「なんで奈良公園なん?」

「いやべつに意味はないけど、子供ら最近鹿ちゃん見とらへんし、大仏さんもひさびさにええんちゃう?桜もきっと咲いとるやろ。」

「そやけど今からいったら混んどるんとちゃう?」

「そやろなあ。けどまあええやん。行ってみよに。」

ということで午前10:30分頃出発しました。


一路名阪国道を奈良へと向かい、天理ICについたのが12:00頃でした。

ここで右折しないといけないんですが、信号待ちに3回もつかまってしまいちょっと先行き不安になってしまいましたが、気をとりなおして進むと案の定渋滞です。

でも気にしない!なぜなら私は裏道を知ってるんですね〜!今走っている道と平行して旧道が右の山の中を走っているんです。

まわりを確かめてから右折し、旧道を左に折れ、あとはひたすらまっすぐいけば奈良公園です。

この道は奈良公園内をぬけているので迷うことはありません。

奈良公園に入ったすぐの駐車場がこの日はたまたま空いていたので即駐車できました。

ひどいときには30分以上もグルグルと回ることもあるんですが、ラッキーでした。

駐車料金が一日千円といわれたので「私営のぼったくり駐車場」かと一瞬思いましたが、どうも県営みたいです。

相場はこんなもんなんだろうとあきらめて千円払い車を止めました。


駐車場の向こう側が飛火野です。飛火野は芝生がひろがっていて自由に遊べます。

今回のお目当ての桜も咲いていますし、定番の鹿ちゃんもいます。

出店でビールを買っていつものごとくお弁当をたべましょう。

今回は朝から女房がつくってものです。

いつもコンビニですませているのですが、つくっている姿をみているからか子供達も「うまそうなぁ」とかいってすごく楽しみにしてたみたいです。

そうそう、この出店ではビール以外に鹿せんべいやボールなども売っています。あそび道具を忘れたらここで買えますね。


食べ終わったらとりあえず駐車場が近いんでお昼ご飯が入っていたバスケットを車に戻して、いざ春日大社へ!

飛火野には2、3頭しか鹿ちゃんはいなかったのですが、春日大社に行くまでにいるいる!湧いてくるように出てきます。

鹿せんべいやおかしを求めているんでしょう。おじぎをするように頭をふる鹿もいましたが、なんだかねぇ〜。寂しいですね。

集団でいるところは結構弱肉強食の世界で、押されている鹿やこつかれている鹿がいたりして、いつも食べているのはあいつとあいつといった感じでしたね。


しばらく歩くと春日大社に到着です。

春日大社の庭園が手前にあってしだれ桜が公開されてましたが有料なのでUターン!

そのまま春日大社に入っていくと右にきれいにしだれ桜が咲いていました。

春日大社に入ると留袖を着た女性を見かけたんで「まさかなぁ」と思ったんですが、そのまさか。結婚式をしてました。

こんなところで結婚式ができるんですねぇ。驚きました。

伊勢神宮とかでもできるのかな?

TVとかで良く見る灯ろうも見れましたし、大満足で春日大社を後にします。

ここの石段の横に石の手すりみたいなのがついているんですが、子供達は「滑り台〜!」といって何回も滑ってました。

なんでも遊び道具にしちゃうんですね。

ここまでずっと歩いてきたのでちょっとブーたれていたんですが、これで機嫌がよくなってくれました。


ちょっとあるくと一言神社というのがあって一言だけ願いをかなえてくれるというんで絵馬を奉納しました。

書いた内容は内緒です。


階段をのぼりさらに進むと、右に若草山が見えてきます。

ところで、若草山って有料なんですね。知りませんでした。

たしか修学旅行でも来た覚えがあったんですがかすかな記憶しかないんで「こんなに小さい山だったかなぁ」と改めて思います。


さらに進むと「お水とり」で有名な二月堂があります。

清水寺の小さい版みたいな規模ですが最初下から見た時は感動しましたね。「うお!」

ベビーカーを下において階段を子供達と競争しながらのぼるとけっこう高い。東大寺や奈良の町が見渡せます。

いい気持ちにひたっていたんですが、ふと横をみると子供が柵を登ろうとしているではないですか。目を離すとすぐこれです。

柵を越えて高い位置から見たいんでしょうね。叱ってからだっこで見せてやると喜んでいました。


次は、ここを降りて目指すは東大寺!

実は東大寺へは子供を連れて3回目なんです。

以前に行ったときも大仏や仁王像の大きさによっぽどびっくりしたのか、帰ってから「だい〜ぶつさん!」とか言って薄目をあけて大股になり、手を大仏さんみたいにしたりとか「かんのんさん」とか言って薄目をあけて直立になってこれも手の形をまねしてました。

鹿ちゃんも気に入ってくれたので奈良公園は我が家ではお気に入りのひとつなんです。

その中でもやはり最後のしめくくりは大仏さんです。

飛火野で昼食タイム

おじぎをする鹿ちゃん

春日大社で滑り台

二月堂から

お香を焚いたら後光が

無病息災鼻の穴トンネル


東大寺へ入るとここでも参道?の両脇に桜が咲いていました。

まず、お香をもたせて焚かせてやり、頭と体にけむりをつけてやりました。

なんで子供ってこんなに火の気がすきなんでしょうね?仏壇の線香でも必ずつけたがリます。

ところで、大仏さんを初めて見た子供の顔っておもしろいですよ。

なんせ大きいですからね一度連れていってどんなリアクションをするかじっくり見てやってください。

今回は毎度やっているトンネルくぐり(大仏さんの鼻の穴の大きさと同じ大きさのものが柱にくり抜いてあり、これをくぐると一年間無病息災といわれてます)と特別に寄進瓦を奉納してきました。

寄進瓦は1枚千円で何書いても自由です。東大寺の境内にある建物の改修時に使われるそうです。

ディズニーランドのタイルのノリで奉納してきました。(奉納するとお札がもらえます)


帰りは南大門の仁王像を見ながらかえりました。

駐車場に着くとすでに18:00をこえており、まわりが暗くなってきたんですが、行ってビックリ!駐車場にクサリがかかっているじゃないですか。

あわてて走って近付いて見てみたのですが、どうも管理人さんも本当にいない様子です。

「こりゃマジメにやばいかもっ」て思っていると向こうからワゴン車が走ってきてクサリの前に止まるとスススッとクサリが下がっていくんです。

そう、自動感知式で下がるようになっていたんですね。

でも本当に冷や汗ものでした。

だれかこのことを知らない人を連れていってわざと18:00以降までうろうろして、「クサリがかかってる〜!」ってあせらしてみるのも楽しいかも。

そうそう、鹿ちゃんには注意してくださいね。「いらん」って態度してるのにしつこくエサをやろうとすると蹴られます。うちの子が威嚇されてもうすこしで前足で蹴られそうになってました。

あぶないあぶない。


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